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どうなるユニフォーム(15)

2010年01月15日(Fri曜日)


ダイワボウプログレス 産業資材営業部販売課長 小嶋 宏昭氏 特徴発揮で存在感高める

  ――ダイワボウグループでは、ダイワボウプログレスの産業資材営業部がユニフォーム素材を担当しています。

 当社は、ある程度の付加価値がある素材を小ロットで販売するところに特徴があります。主な販路は商社ルートですが、三備産地の一部アパレルとも太いパイプを持っています。

  ――ユニフォーム素材は各社とも苦戦です。

 確かに当社も今期は売上高、販売量ともに約20%減少しました。主力の防炎加工素材「ダイワボウプロバン」や多層構造糸「セルピー」使いなどは根強い人気があるのですが、全体としてはアパレルも在庫に慎重になっているため、新規取引案件が減少し、リピート需要も弱いですね。

  ――やはり不景気の影響が大きい。

 この状態は、もう一年は続くでしょう。ただ、当社は業界内で特別大きなシェアを持っているわけではないので、苦戦を不景気のせいにはできません。営業努力不足と認識し、改めて手を打つ必要があります。ひとつは商品力の充実。そこでダイワボウノイが販売していた新タイプ皮脂汚れリリース生地「エコリリース」「ミラクルリリース」をユニフォーム分野にも投入します。洗剤使用量低減など洗濯時のコスト削減につながる素材のため、レンタルユニフォームのシャツ地などサービスウエアへの提案を強化する考えです。ワーキングウエア用途は、ダイワボウプロバン、セルピーに続く柱素材が必要なので、防汚加工「タフベース」を打ち出します。また、ダイワボウプロバンは、官需への発信も強化したい。官需に強い取引先との連携が重要です。

 既存商材に関しても、まだまだ回りきれていないアパレルがたくさんあるのが現実。主力の商社ルートに加えて、もっと産地のユニフォームアパレルに直接アプローチすることにも取り組む必要があります。

 とにかく大手素材メーカーと同じことをしていても仕方がありません。ニッチな分野・用途でも特徴を発揮することで存在感を高めることが重要です。そのためには、消費者に振り向いてもらえるような素材・加工が不可欠。ニーズを拾い上げ、それを具体化させる努力を続けるしかないと考えています。

(毎週金曜日掲載予定)




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