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特集

大阪・泉州タオル産地

「泉州こだわりタオル」「泉州タオル」を全国へ 3、4日に東京駅前丸ビルで新作展

2010年02月02日(Tue曜日)


 明日3日から4日までの2日間、大阪タオル工業組合と大阪タオル振興協議会は、東京駅前の丸ビル(東京都千代田区)マルキューブでJAPANブランド「泉州こだわりタオル」新作展示会を開催する。昨年11月に開催した大阪展に続くもので、大阪・泉州タオル産地のこだわりの新作タオルを東京で披露する。また、CCI国際綿花評議会と日本綿業振興会も今回の展示会を「コットンUSA」キャンペーンの一環として特別協賛する。


国産タオルの“安心・安全”PR

 今回の新作展示会は、大阪タオル工業組合傘下のタオルメーカー22社が開発した新作タオルを披露する。今シーズンのテーマは“フェアリーテール(おとぎ話)”。かわいらしいデザインを中心に、通常のタオルだけでなく、キッズ・ベビー用アイテムも充実させた。

 キッズ・ベビーアイテムを充実させたことには狙いがある。泉州タオルの最大の特徴は、後晒し製法による風合いの良さ、高級水性、そして残留薬剤の心配が無いという安全性だ。この特徴を明確に打ち出すために、とくに高い安全性が求められるキッズ・ベビー用アイテムを象徴として取り上げた形だ。

 この“安心・安全”のモノ作りは、従来から泉州タオル産地が取り組んできたテーマである。産地では大阪グリーンタオル生産倶楽部を結成し、生産工程でも環境負荷の少ないタオル作りを推進している。サイジングに合成糊剤ではなくデンプン糊など天然糊剤を使用し、精練漂白も天然酵素で行うことで化学薬品を使用しない。オーガニックコットンを使った製品も増えてきた。

 今回の東京展示会でも、泉州タオル産地が取り組む“安心・安全”のタオルが見どころにひとつである。



ブランディングは“認知”から“普及”へ

 「泉州こだわりタオル」「泉州タオル」のJAPANブランド育成事業は、08年度で公的支援が終了した。今年の展示会は、同産地が自立して取り組む初年度の成果である。今後は一層、実ビジネスでの成果を上げる必要がある。そこで課題になるのが流通・小売りへのアプローチ。流通・小売りからは「今治タオルのように、泉州タオルも各社でタグを付けた製品を作り、問屋から仕入れられるようにして欲しい」との要望は強い。

 産地内でも「ブランド活動の次の段階として、組合に『ブランド認証委員会』を作り、認証を受けた製品を各社が『泉州タオル』として販売できるようにするべき」との声が上がる。こうした声を踏まえながら「泉州タオル」ブランド育成は、“認知”から“普及”の段階に踏み出すことが求められている。



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