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日本繊維機械学会/革新編み機などに注目/第63回年次大会を開催

2010年05月25日(Tue曜日) 午後1時5分

 日本繊維機械学会は21、22日の2日間、年次大会を開催した。発表のなかで、岡本(大阪市西区)の「編み針のない編み機(ロータリー編み機)」などが大きな注目を集めた。

 岡本が発表したロータリー編み機は、従来の編み針の上下往復運動ではなく、ローターの回転運動で編み目のループを形成する革新編み機。現在は基礎原理の実証に成功した段階だが、発表を聞いた島精機製作所や福原精機製作所なども多くの質問を寄せるなど注目を集めた。

 そのほかの発表では、大阪大学の池内智彦研究員による基調報告「廃棄綿繊維からのバイオエタノール化技術」やエコログ・リサイクル・ジャパンによる「ポリエステル・綿混紡ユニフォームのバイオ・リサイクル‥グルコース生成とポリエステル素材の分離再利用」「廃棄綿繊維製品よりセルラーゼによるグルコース生成とパン酵母ドライイーストによるエタノール発酵」など興味深い基礎研究が多数発表された。

新会長に京都工繊大・木村教授

 日本繊維機械学会は年次大会終了後に定時総会を開催し、会長に京都工芸繊維大学の木村照夫教授、副会長に金沢大学の喜成年泰教授を選出した。柴田稔副会長(東洋紡相談役)、村田純一副会長(村田機械会長)は留任する。