「EVTEKS」開幕/ブランド戦略の強化も/ホームTXの輸出拡大へ

2013年05月17日(Fri曜日) 午後1時27分

 【イスタンブール(トルコ)=岡崎直子】トルコ最大のホームテキスタイル見本市「第19回イスタンブール・ホームテキスタイル見本市(EVTEKS)」が15日開幕した。CNRエキスポで19日まで開かれる。欧米やアジア、アフリカなど、国内外50カ国・地域から約1000社(昨年比200社増)が集結。海外4万人を含む12万人超の来場を見込んでいる。

 開会式には、アリ・ババジャン副首相も出席。「建国150周年の2023年に向けて、輸出総額5000億ドルを目指すが、その一翼を担うのがホームテキスタイルだ。その観点からもEVTEKSの存在感は増している」と、期待を寄せた。

 同国は世界第4位のホームテキスタイル輸出国であり、雇用面での貢献も大きい。主力の輸出先である欧州向けは、近年の景気低迷で減少傾向にあるが、代わってロシアや東南アジア、アフリカ諸国への輸出が伸びているという。

 これら輸出拡大が見込める国々の来場が増えているとして、ドイツのノイテックス社やスペインのリオマ社など、EVTEKSへの出展に力を入れる欧州勢も少なくない。

 また輸出拡大のカギとなるのがブランド戦略だ。トルコのゾルルテキスタイル社は、ベッドリネン、タオル、カーテンなどをそろえた「TAC(タッチ)」ブランドを展開。470店舗中70%は欧米などの海外が占める。バシャルテキスタイル社も9年前から「issimo Home」というブランドで、タオルやベッドリネンを中心にトルコ国内や欧米でショップと製品卸をしており、順調に拡大している。