メーカー別 繊維ニュース

繊維・未来塾/日本の繊維技術を店頭に/UA・重松会長が講演

2014年04月22日(Tue曜日) 午後1時16分

 日本繊維機械学会繊維産業活性化委員会が運営する次世代の繊維産業人材育成事業「繊維・未来塾」の第9回講座が19日、大阪市内で開かれた。基調講演ではユナイテッドアローズ(UA)の重松理会長と山崎万里子執行役員経営戦略本部副本部長兼経営企画部長が対談形式で講演した。

 講演の冒頭は山崎執行役員がUAの事業概要、ビジネスモデル、経営理念などを説明した。その後、重松会長と山崎執行役員が対談形式で成功の要因を紹介。重松会長は、UAがセレクトショップで存在感を発揮している理由に「お客様第一主義を通した結果」を挙げ、過去2度大きく経常利益を下げた時の対応として「自分たちのビジネスモデルを自分たちで崩したので、あるべき姿にMD体制を修正して、戻すことができた」と振り返る。

 また、メードイン・ジャパン製品の位置づけに関して「日本の繊維の技術を店頭に出していきたい。社内に『ジャパン・クリエーション・プロジェクト』を立ち上げた。早ければ15春夏から製品を投入する」と話す。

 質疑応答では、機業・ニッター・染工場などの塾生から「UAのような小売店・アパレルへのアプローチの仕方を教えてほしい。取り組める場を作ってほしい」との声が上がり、重松会長も「日本の繊維技術は世界でも高い。店頭で紹介していくことは小売業の責務。今後、具体的に話を進めていけたら」と応じた。

 講演会ではオカテックスの岡崎芳久社長、豊栄繊維の北丸豊社長もプレゼンテーションを行った。