トルコ「エブテックス」/国内外1000社が集結/デジタルプリント目立つ

2014年05月23日(Fri曜日) 午前11時50分

 【イスタンブール=長尾昇】トルコ最大のホームテキスタイル国際見本市「EVTEKS(エブテックス)」が、イスタンブールのCNRエキスポで21日から25日までの会期で開かれている。20回目を迎えた同見本市には、国内外から約1000社2000ブランドが集結。15万人を見込む国内外来場者に、カーテンや寝装、タオルなど最新のホームテキスタイルを訴求する。(別項参照)

 出展企業はトルコ国内をはじめ、ドイツ、フランス、イタリア、ロシア、スペイン、オーストリア、エジプト、台湾など多岐にわたる。

 2015年のトレンドコーナーを含めて、出展品のデザインはシックなニュートラルカラーをはじめ、デジタルプリントによるモダン調、クラシカルな提案など多様化する傾向にある。立体的な表面変化も特徴に挙がる。

 デジタルプリントによる多様な柄提案は、1月にドイツで開かれた「ハイムテキスタイル」でも同様の傾向が見られたが、デジタルプリント機の導入がインドや東欧、トルコでも進んでいることが背景にあり、ベルベットにデジタルプリントを施した提案もあった。

 また従来は大柄が多かったが、細やかなタイル調の小柄の提案が増えた。

 色合いではニュートラルカラーが売れ筋だが、ブルー系をはじめ、オレンジやサーモンピンクの打ち出しが見られた。このほか、先染めツイードや無地ライクのジャカードなどが目立ちつつある。

 素材は綿が主体だが、アッパーゾーン向けに麻使いが増えている。