インド初の繊維産業集積地/南部のAP州に設置へ

2016年09月02日(Fri曜日) 午後4時40分

 インド政府は、国内初となる総合型の繊維産業集積地を南部アンドラプラデシュ州に設置する意向だ。イラニ繊維相が同州のナイドゥ州首相に対し、用地や関連施設の提供を要請していたことが分かった。「ビジネス・スタンダード(電子版)」が8月29日伝えた。

 産業集積地の設置構想は、中央政府の政策立案機関「NITIアーヨグ」の提案に基づいている。ナイドゥ氏が党首を務める地域政党「テルグ・デサム」は、与党のインド人民党(BJP)が率いる国民民主連合(NDA)の一角を占めており、要請を受け入れる可能性が高い。

 中央政府は雇用創出を最優先課題の一つに挙げている。繊維産業の従事者は約3200万人。産業集積地の設置は、輸出の振興と繊維分野でのインドブランドの確立目的だ。政府は、集積地の設置で中国を手本にしており、イラニ、ナイドゥ両氏のほか、NITIアーヨグの幹部で構成される視察団の派遣も予定しているという。

〔NNA〕