日印国際産業振興協会/「第2回ITF」開幕/日印の繊維ビジネス強化

2016年09月28日(Wed曜日) 午前11時23分

 日印国際産業振興協会(JIIPA)主催の「第2回インド トレンド フェア2016(ITF)」が27日、東京都渋谷区のベルサール渋谷ガーデンで開幕した(特別後援/インド政府繊維省、在日インド大使館)。会期は29日まで。

 欧米や日本などグローバルに展開するインドの有力企業約80社が、最新のアパレル、テキスタイル、アクセサリー、ホームインテリアなどを提案。日印間の繊維ビジネス拡大を図る。初日には、日本でも旗艦店や大手百貨店などで展開するインドの高級ストールブランド「ターラブランカ」による最新作も披露した。

 駐日インド大使のスジャン・R・チノイ氏は、開会式で、「インドは繊維産業の世界的ソーシング拠点であり、世界中どこへ行ってもインドの衣料品が扱われている。今展を機に、インドのアパレルとテキスタイルの日本への輸入関税ゼロとなる日印包括的経済連携協定(CEPA)の活用を促進し、両国間の繊維ビジネスの発展につなげたい」と、あいさつした。

 インド政府繊維省テキスタイル長官のカヴィタ・グプタ氏は「ITFを通して対日輸出の拡大はもちろん、外注先として、また巨大市場としてのインドの魅力を存分に伝えたい」と語った。

 インドは世界第2位の繊維大国。現在の市場規模は約1500億ドル(うち輸出は400億ドル)で、5年後の2021年には2500億ドル(同700億ドル)を見込んでいる。15年の日印貿易額は155億2000万ドルで前年比4・7%減となったが、日本からの直接投資額はこの15年ほどで188億ドル(シェア7%で第4位)に上り、日系企業の進出も1229社になる。