メーカー別 繊維ニュース

ベトナム/17年初までに発行へ/繊維・縫製品の国家規格

2016年10月19日(Wed曜日) 午前10時49分

 ベトナム商工省は現行の検査規則の廃止と、それに代わる繊維・縫製品の技術的な国家規格を設けることを提案した。この新規格は2017年初めまでに発行される。「ベトナム・ニュース」による。

 ベトナム繊維協会(Vitas)の陳情を受け、同商工省はいくつかの問題解決のための提案をグエン・スアン・フック首相に提出した。この提案には繊維製品の輸出入通関時に行われるホルムアルデヒド検査の廃止も含まれている。同繊維協会によると、現行の検査規則には法的根拠がない上に、費用も時間もかかるという。

〔アパレルリソース・イン・インドシナ〕

〈ホルムアルデヒド/検査廃止を通達〉

 ベトナム商工省がこのほど、繊維製品の通関でホルムアルデヒドと特定芳香族アミンの検査を廃止する通達23号を公布した。通達23号は11月26日に施行される。13日付「VNエクスプレス」が報じた。

 縫製や染色で使用される可能性のあるホルムアルデヒドや特定芳香族アミンは、毒性や発がん性があるとされ、2015年の商工省通達37号で、輸出入される布地に対する検査が義務付けられていた。

 規定では、企業がわずか10メートルの布地見本を輸入する場合にも検査が必要で、100ドルの経費が発生することから、ベトナム縫製協会(Vitas)が競争力低下を懸念して規定の廃止を求めていた。

 計画投資省の報告によれば、検査が実施されて以来、年間8000件に上る輸入繊維製品のうち、許容量を上回る物質が検出されたのはわずか0・0125%で、健康に影響を及ぼす水準に達していた例はなかったという。〔NNA〕