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台北紡織展/日系企業「成果あった」/来場者数は前回比8%増

2016年10月24日(Mon曜日) 午後3時47分

 【台北=橋本学】盛況のうち19日に閉幕した「台北紡織展(TITAS)」。主催者によると来場者数は前回比8%増だった。日系出展者に手応えを聞いたところ、「来場客が以前より増えた」「一定の成果が得られた」「次回展も参加したい」との声が返った。

 東洋紡の現地法人、台湾東洋紡のブースには展示会終了時刻前まで人だかりができていた。今回はブースを1・5倍に広げ、アパレルから資材分野まで幅広い独自の機能素材を出展した。ブースのデザインは、青森県の伝統的なねぷた祭りをモチーフにし、さらに社員らはオリジナルの法被姿で接客し日本企業らしさを発信した。平田和則コーポレートコミュニケーション部主幹は「客の入りは良かった。具体的な案件を持った人との商談も複数あり良い成果が得られた」と振り返る。

 現地の販売代理店と共同で初出展した日本毛布工業組合の藤原正輝副理事長は、「東京の展示会よりも反応が良く、18社と商談ができた」とし、「台湾市場で日本のオーガニックや機能アクリル素材の毛布が有望なことを実感した。次回も参加したい」と話す。

 同じく初出展の村田機械は最新の「ボルテックス」精紡機のメリットを生地見本でアピール。筒井久美子繊維機械事業部係長は「台湾大手紡には導入実績が既にあるが、さらに認知度を高めるために出展した」と経緯を話し、「予想以上に多くの来場客があった。スポーツ分野を中心にシャリ感のある糸使いが好まれるようになったトレンドの影響もあるかもしれない」と述べる。