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スタイレム 17秋冬服地/四つのトレンドテーマ訴求/海外展人気素材も披露

2016年10月28日(Fri曜日) 午後3時22分

 スタイレム(大阪市浪速区)で服地全般を取り扱うテキスタイルマテリアル事業部は17秋冬に向け、「ベーシックトレンドは依然継続するものの、徐々に新しいものを求める流れが強まっている」とし、シーズンを象徴する4トレンドテーマの中で最新のテキスタイルを提案する。カラーの打ち出しも同シーズンの重要要素とみる。

 「クールブリング」ではベーシックトレンドへのささやかな抵抗として、光沢素材や派手な装飾でラグジュアリー感を表現する。「ノスタルジックトレース」はクラシカルとボヘミアンの融合を試みるスタイリング。ビンテージ風、オリエンタル調の花柄などでロマンチックなエレガンスを演出しながら、サテンやベルベットなどのフォーマル素材をクールに着こなす。

 「コージーシック」はゆったり生きるライフスタイルを意識したもので、シンプルで上質なナチュラルスタイル。ボリュームのあるジャージー、ツイード、起毛素材などを取りそろえる。「クロスカルチャー」ではスポーティーとベーシックという要素をミックス。ベーシックなワードローブに新しい色を加えたもの、ナイロンやポリエステルを綿タッチにした素材、心地よい裏毛ジャージーなどを用意する。

 このほど大阪市内で開催した17秋冬向けプレビュー展では、各課の提案ブースを設けて商談の充実を図ったほか、来場者に配布する冊子の充実を図った。一つの冊子には四つのトレンドテーマの説明、ブランディングした新差別化原料の紹介、海外見本市で特に人気の高かった素材の写真付き説明文、このほど三菱レイヨンとのコラボブランドとしてデビューした「ソアイース」などを収録し、もう一つの冊子では4トレンドテーマに合致したカラー見本を打ち出し、顧客の関心を引いた。