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宇仁繊維 17秋冬/得意のプリント大幅増強/プリーツテキスタイルも注目

2016年11月11日(Fri曜日) 午後1時37分

 宇仁繊維(大阪市中央区)は17秋冬に向け、デジタルを含めたプリント生地を増強提案するとともに、「プリーツテキスタイル」拡販に向けて提案を強化する。

 宇仁龍一社長によると、同社が得意とする水玉柄プリントがここに来て「目に見えて売れ始めている」。17春夏から久しぶりにプリントトレンドが復活し、強まっていくという業界の共通認識も踏まえ、プリント生地を17秋冬に向けて増強提案する。占有ラインも敷くインクジェットプリンター保有のプリント工場、美研繊維(京都市)の協力も得て、デジタルプリントも拡充する。「柄開発を改めて強化し、備蓄力とともにに(プリントを)拡販していく」考え。

 「プリーツテキスタイル」も同シーズン向けの目玉商品。プリーツ加工は通常、スカートなど製品を縫製する際に合わせて行うことが多く、プリーツ加工を施した生地は市場に流通していない。加工後の生地を備蓄して販売すれば、例えばプリントよりも単価が大きくかさみ、在庫リスクが飛躍的に増す。これがプリーツ生地が市場に流通していないことの背景とされている。宇仁繊維はこの慣習の打破を試みる。約500点のプリーツ加工済み生地を既に備蓄。主に袖など部分使い用としてアパレルなどに幅広く提案していく。

 同シーズン向けに設定した全体テーマはLuxe(ぜいたくで優雅、上品)とDetailを組み合わせた「Luxe―tail」。サブテーマとして「オータム・シック」「クラシカル・ファンシー」「プリント」を用意する。オータム・シックでは上質な光沢と風合い、快適で洗練されたベーシック素材を取りそろえ、クラシック・ファンシーでは秋っぽい装いを感じさせる重厚で上品なファンシー素材を用意。プリントは水玉のほか、アンティークな花柄やアニマル柄、エスニック柄、ジオメトリック柄などを多彩に訴求する。

 大阪展を今日11日まで大阪市中央区の本社ショールームで開催中。引き続き東京展を17、18の両日、東京都港区の東京店で開催する。