インドの繊維機械市場/5年後、3500億ルピー規模に拡大

2016年12月06日(Tue曜日) 午後4時38分

 インドの繊維関連機械市場は、向こう5年間で最大3500億ルピー(約5800億円)規模に拡大する見通しだ。業界団体は、政府の製造業振興策などの効果で、重要産業と位置付けられる繊維産業向けの機械製造が活発化するとみている。「PTI通信」が11月30日に伝えた。展示会などの開催を通じて繊維機械産業の成長促進を目指す「インド国際繊維機械展示会協会(IITMES)」のサンジブ・ラティア代表は、政府の製造業振興策「メーク・イン・インディア(インドでつくろう)」により、繊維機械の生産が加速すると予想。この先5年間で、業界の売上高は現在の2200億ルピーから3200億~3500億ルピーに拡大するとの見方を示す。

 繊維産業は総輸出高の約1割強を占め、同国経済の中核産業の一つ。今後もさらに成長するとみられ、輸出高は2015~16年度(15年4月~16年3月)の約400億ドルから、21年には2230億ドルに達する見通しだ。

 IITMESは12月3~8日、西部マハラシュトラ州ムンバイで「第10回インド国際繊維機械展示会」を開催。世界38カ国・地域から1050社を超える企業が参加する。〔NNA〕