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スタイレム/PVに6コレクション/ブース面積も過去最大

2016年12月12日(Mon曜日) 午後4時32分

 スタイレム(大阪市浪速区)は服地輸出拡大方針の一環として、来年2月の「プルミエール・ヴィジョン(PV)・ファブリック」に、同社としては過去最大面積であり日本の出展者としても最大規模とみられる計160平方メートルのブースを設置し、新旧含め六つのコレクションを発表する。

 同社はこれまでのPVで、日本の各産地でラグジュアリーな素材を監修した海外向け基幹生地ブランド「シー・オー・ティー・オー」、上質感と独自性に価格訴求力も持たせた日本製生地の「ゼン・キワミ」という2種のコレクションをスタイレムのブースで訴求するとともに、イタリア・プラート産地でモノ作りした「レティンテ」コレクションをイタリア現地法人、スタイレム・イタリアのブースで披露してきた。

 今回はこの三つのコレクションに、今年4月に契約したイタリアのテキスタイルメーカー、ネロ ス ネロ社の創業者で前リモンタ社クリエイティブディレクターであるマウロ・クレリチ氏が監修するコレクションを三つ加える。それは、同氏が日本産地のモノ作りを監修した「ゼン・ブラック」、中国を軸にモノ作りした「ゼン・ブラック・インターナショナル」、イタリア・コモ産地でのモノ作りを監修した「エディツィオーネリミタータ」。

 谷田修一専務グローバル事業部長によると、9月の「ミラノ・ウニカ」で初披露したエディツィオーネリミタータは、コモ産地のジャカード生地を軸とした非常にラグジュアリーなコレクションだが、見本反だけで既に8000メートルの受注を得るなど好調な滑り出しを見せている。来年2月のPVが初の本格披露となるゼン・ブラック・インターナショナルでも「多くの成約に期待できそう」としている。