紳士服の利邦/香港最後の生産ライン閉鎖

2017年01月24日(Tue曜日) 午前11時14分

 香港上場で高級紳士服ブランドを扱う利邦(トリニティー)は18日、香港最後の生産ラインを閉鎖すると発表した。サプライチェーンの最適化に向けた措置で、大中華圏での厳しい経済・小売りの環境に対応するため、香港での生産を取りやめる。19日付「信報」などが伝えた。

 生産ラインで働いていた従業員182人を解雇し、香港政府の規定を上回る退職金を支払う。香港で生産していた製品は他地域の工場に回す。

 利邦の2016年6月中間期では、約2億香港㌦の純損失を計上。期間中にはカジュアルウエアの香港生産ラインを閉鎖していた。

 利邦は大中華圏で、英国の紳士服ブランド「ギーブス&ホークス」と「ケント&カーウェン」、イタリアの紳士服ブランド「セルッティ1881」の3ブランドを展開。日本の紳士服ブランド「ダーバン」と英国のファッションブランド「ハーディエイミス」をフランチャイズ展開する。先月、伊ファッションブランド「サルヴァトーレ・フェラガモ」との合弁を解消した。〔NNA〕