今年の売上高は3~5%増めざす/香港の一田百貨

2017年02月01日(Wed曜日) 午前11時45分

 香港デベロッパー大手、新鴻基地産発展(サンフンカイ・プロパティーズ)傘下の日本式百貨店「一田百貨(YATA)」は今年、既存店ベースの売上高で前年比3~5%増を目指す。出店攻勢をかけるとともに、販促活動にも力を入れて消費を呼び込む。1月26日付「明報」などが伝えた。

 黄思麗(スザンナ・ウォン)最高経営責任者(CEO)によると、今年は旧正月(春節)が昨年より2週間ほど早い時期に当たるため、1月の売上高は前年同期比で20%増加する見通し。スーパーマーケット部門はさらに伸びるという。

 ただ、クリスマスを終えたばかりで消費に慎重な姿勢が市民の間で強まっているほか、暖冬の影響で衣類販売が伸び悩んでいることもあって、1月13~22日の売り上げは前年同期比で3・9%減少した。消費の呼び込みに向けては、値下げや宣伝の強化が必要とみている。一方、同期間のスーパー部門は2%の増収を確保した。

 一田は今年、香港で3店を新設する計画。このうち2月12日には、西環のサンフンカイ系商業施設「香港商業中心(香港プラザ)」で香港島1号店を開業する。〔NNA〕