台湾の繊維大手/対米投資を加速/工場設置など

2017年02月17日(金曜日) 午後3時32分

 米トランプ政権が示す製造業の米国回帰方針を受け、台湾の繊維大手が米国投資の動きを加速している。宏遠興業(エベレスト・テキスタイル)は、米ノースカロライナ州で建設中の織布工場が3月中にも稼働する見通しだ。「中央通信社」が伝えた。

 宏遠によると、同工場では主に生地を生産する予定。このほか、米国に続きアフリカ東部のエチオピア縫製工場が早ければ3月末に試験生産を開始する見通し。主に欧州の顧客向けに生産する。

 このほか力鵬企業は、米ナイロンチップメーカーの相次ぐ生産停止や、中国でナイロンチップへの課税が厳格化されたことを背景に、米国の顧客への出荷量が増加。下半期にも米国に物流倉庫を新設し、顧客の需要に対応する予定。力鵬は「顧客により近い土地に倉庫を設置したい」としており、備蓄量は2000トン程度とした。

〔NNA〕