香港・レジーナ/ベトナム第3、4工場 年内完成

2017年02月17日(金曜日) 午後3時33分

 香港の下着メーカー、維珍ジ国際(レジーナ・ミラクル・インターナショナル)の洪遊奕・会長は9日、ベトナムで建設を進めている第3、4工場が年内に完成するとの見通しを示した。10日付「大公報」などが伝えた。

 このうち第3工場は6月、第4工場は第4四半期(10~12月)にそれぞれ完成する予定。ベトナム第3、4工場が稼働後の従業員数は、深セン市の既存工場を合わせて全体で4万人に達するという。

 第3、4工場はベトナム北部に位置し、中国本土から輸入した原料を取り扱うサプライヤーも同地域に工場を展開。洪会長は同地域が下着の一大産地となる可能性に言及し、「将来的には物流コストの低減につながる」と期待感を示した。

 今後は本土とベトナムで生産のすみ分けを行い、ベトナムをロングセラー製品、本土を技術力が求められる付加価値製品とする考え。納品期間の短縮のため、生産の自動化にも力を入れる。

 一方、米国の環太平洋連携協定(TPP)離脱が、ベトナム事業に与える影響はないと説明。ただトランプ政権による対中貿易政策を懸念した顧客の中には、発注した製品をベトナム工場で生産するよう要求するケースも出ているという。

 洪会長は、スポーツ用下着が今後の同社の成長を押し上げる原動力の一つになるとみている。同社製品のうち、売り上げの伸びが現在最も高いのはスポーツ用下着で、今年は機能面での改善に力を入れる。スポーツ用下着と並行して開発に注力するバスケットボールシューズは、来年にも生産を始める見通し。

〔NNA〕