エジプト綿の販売再開/インド・ウェルスパン

2017年02月17日(金曜日) 午後3時33分

 インド繊維大手のウェルスパン・インディアは、エジプト綿協会と提携し、インド国内で300万ドルを投じてエジプト綿のブランド向上を図り、販売を再開する方針だ。ウェルスパンは2016年8月、綿の産地偽装疑惑が浮上し、米国の取引先などから契約を破棄されるなどの事態に進展していた。「ビジネス・ライン」(電子版)が9日伝えた。

 米小売大手ターゲットは、ウェルスパンを通じて、高級綿のエジプト綿を使用した製品を販売していたが、産地の偽装が発覚し、調達契約を破棄した。米同業のウォルマートも取り扱いを停止した。ウェルスパンは、2016~17年度第2四半期(16年7~9月)に50億1000万ルピー(約85億2000万円)を計上し、第三者機関に監査を依頼していた。

 エジプト綿協会は、ウェルスパンが問題発覚から品質や供給網の管理で信頼回復を進めたとして、現在は22年までエジプト綿の商標使用を認めた。双方が今回、交わした契約書には、ウェルスパンがエジプト綿の製品販売強化や生産設備の増強などが盛り込まれた。

〔NNA〕