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PVのスタイレム/六つのコレクションで海外攻略/「C.O.T.O.」は廃止へ

2017年02月20日(Mon曜日) 午後3時44分

 スタイレム(大阪市浪速区)はこのほど出展した「プルミエール・ヴィジョン(PV)・ファブリック18春夏」で、広範なターゲットに対して六つのコレクションを訴求した。

 六つのコレクションの内訳は、日本の各産地でラグジュアリーな素材を監修した海外向け基幹生地ブランド「C.O.T.O.(シー・オー・ティー・オー)」、上質感と独自性に価格訴求力も持たせた日本製生地の「ゼン・キワミ」、イタリア・プラート産地でモノ作りした「レティンテ」、イタリアのテキスタイルメーカー、ネロ ス ネロ社の創業者で前リモンタ社クリエイティブディレクターであるマウロ・クレリチ氏が日本産地のモノ作りを監修した「ゼン・ブラック」、同氏が中国やインドなどアジアのモノ作りを監修した「ゼン・ブラック・インターナショナル」、同氏がイタリア・コモ産地でのモノ作りを監修した「エディツィオーネリミタータ」。

 それぞれのコレクションの特性が、レディース寄り、メンズ寄り、スポーツテイスト、無地主体、柄物主体など異なっており、プライスにも違いがあるため、今回のPVでは「顧客の広がりを感じられた」(谷田修一専務グローバル事業統括部長)と指摘する。

 今後はコレクション内容の充実とともに、「絶対的なサービスを提供しないと世界の競争では勝てない」とし、主に納期遵守の観点でサービス面の向上に取り組む。

 海外向け生地販売の基幹生地ブランドとして2010年に立ち上げ、同社(当時は瀧定大阪)がPVに出展するきっかけ役も果たしたC.O.T.O.は、近いうちにブランドを廃止することを決めた。「一定の役目を終えたことによる発展的解消」と言う。