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ラオス/16年縫製品輸出額5%減/慢性的な労働者不足影響

2017年04月06日(Thu曜日) 午前10時45分

 ラオス縫製産業協会(ALGI)の発表によると、2016年のラオスの縫製品輸出額は1億6500万ドルで、15年から5%の減少となった。同協会によると、労働者不足がラオス縫製産業の慢性的な問題であり、それが輸出額減少につながった。「ネーション」が伝えた。

 16年時点で、ラオス国内、主にビエンチャン市内と近郊に85の縫製工場が存在した。そのうち12工場がラオス資本。縫製分野では日本企業が多額の投資を行っており、次いでタイ企業が多い。

 うち57工場が輸出向け衣料を製造している。28工場は輸出向け、国内向け双方を扱っている。31工場が衣類パーツを製造している。こうした縫製工場では総計2万7000人が雇用され、そのうち9割を女性が占める。

 ラオスから欧州連合(EU)への16年の輸出は1億4000万ドル(3300万点)相当で前年比10%減、日本へは960万ドル(140万点)で5%減、米国へは450万ドル(130万点)で21%減、カナダへは41万140ドル(16万6515点)で56%もの大幅な減少であった。その他諸国への輸出は990万ドル(43万6174点)で64%増加している。

 しかし、外国企業からの受注状況は安定しており、ラオス縫製製品の主要輸出市場は相変わらずEUとなっている。日本企業は、中国からラオスへの縫製工場の移転に関心を示している。

〔アパレルリソース・イン・インドシナ〕