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スタイレム18春夏服地/性格、シーンで4テーマ/「高級」「上質」が主役

2017年04月07日(Fri曜日) 午前11時28分

 スタイレム(大阪市浪速区)で服地全般を取り扱うテキスタイルマテリアル事業部は18春夏に向け、「女性(男性)の性格」や「シーン」から想起した四つのテーマを用意するとともに、「高級感のある素材を求める顧客が多い」として、引き続きジャカードやレース、各種複合、高次加工といった上質素材の提案に力を入れる。

 このほど開いた大阪展で用意したのは「Dignity(品格)」「Modest(つつましさ)」「Temptation(誘惑)」「Chill out(くつろぎ)」のテーマ。

 Dignityは「内面の美しさ」や「聡明な女性の気品あるスタイル」を意識し、四つの中で最も上質感、高級感を表現したテーマ。ポリエステル・シルクのふくれジャカードのコート地や、特殊ジャカード編み機で編み立てた透け感のあるボーダーなどを取りそろえる。カラーでは17春夏からトレンドが継続するピンクをメインカラーとする。

 Modestは「常にTPOを考えてしまう女性のちょっとした挑戦」「シンプルスタイルに旬の一枚をさりげなく」などを意識したテーマで、合繊素材を軸に、天然繊維でもトレンドの先染めストライプなどを充実。カラーはブラウンなどの秋色も入れながら梅春から晩夏まで幅広く対応する。

 Temptationは「誰かに思い切り甘えたい日」や「恋のドキドキ」というシーンを連想させるテーマ。“女子力”の高い女性に向けて、箔加工やチンツ、ラメ糸使いなどの光沢素材、レースなど各種透け素材、甘めのジャカード、タイト感を出すジャージーなどを取りそろえる。

 Chill outでは「慌ただしい日常をリセットする日」「休日」を表現。リラックスできるジャージー、甘めのツイード、軽さのある楊柳、リネン帆布などを用意する。

 四つのテーマに加えて訴求する「Ceremonial」では「晴れの日の装い」として、「入学・入園のママ」「結婚式」などを意識した高級感のあるサマーツイードやジャカードを多彩に打ち出す。

 同社によると18春夏では全体として「プリントが久しぶりに上向いて」おり、その中心は花柄。以前のような大柄ではなく小付きの花柄に人気が集まりそうという。

 引き続き東京展を12~14の3日間、港区の外苑前テピアで開催する。