米ビクトリアズ・シークレット/北京に旗艦店出店へ/上海、成都に続き

2017年04月21日(金曜日) 午前11時18分

 女性向け下着ブランドの米ビクトリアズ・シークレットは8月、北京市東城区の繁華街「王府井」に旗艦店をオープンする。19日付「北京商報」が伝えた。

 ビクトリアズ・シークレットは今年2月に上海で中国初の旗艦店を開業し、その後、四川省成都にも旗艦店を開設した。中国での販売拡大に向けて北京を含めた3都市で、中国人女性の消費動向や好みを見極める狙いがあるものとみられる。

 同社は昨年11月に北京に進出し、ショッピングモール「朝陽大悦城」(同市朝陽区)と「西単大悦城」(同市西城区)にそれぞれ小規模直営店を開業した。店舗面積はどちらも30~40平方メートルで、香水や化粧品、下着を販売している。朝陽大悦城の直営店のスタッフによると、王府井の旗艦店では下着を主に取り扱う予定。

 上海の旗艦店で販売されている同社商品の中心価格帯は300~600元程度で、中には1000元を超える商品もあるという。北京商報が引用したデータによると、欧州女性の下着購入による消費額は年平均500ユーロ(約5万8000円)であるのに対し、中国人女性は年平均500元前後となっている。

 中国のアパレル業界の専門家は、同社の商品は高級ブランドに分類されないため高収入の消費者には選ばれにくく、一方で地方都市では知名度が低いため、中国での拡販は難度が高いとの見方を示している。

〔NNA〕