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瀧定大阪 17年1月期/微減収・赤字に/サプライヤー事業は堅調

2017年05月01日(Mon曜日) 午前11時16分

 瀧定大阪(大阪市浪速区)の2017年1月期連結決算は売上高956億円(前期比4・4%減)、営業損失4億3400万円(前期は5億2400万円の利益)、経常損失2700万円(32億円の利益)、税引前損失249億円(11億円の利益)だった。

 税引前損益の大幅損失には、為替デリバティブ契約の解約違約金220億円や、M&Aによるのれん償却費用を一括で計上したことによる30億円、子会社に対する貸倒引当金60億円を特別損失に計上したことなどが影響した。

 スタイレムを中核に海外現地法人など14社で構成するサプライヤー事業は売上高878億円(2・2%減)、営業利益10億円(35・8%減)だった。昨年10月に発表した17年度の通期業績見通しでは増収増益を見込んでいたが、その後失速し、計画未達となった。売り上げは微減にとどめたが、利益は冬物不振による在庫処分損や為替要因で減益となった。

 オリーブ・デ・オリーブなど8社で構成する消費ブランド事業は売上高81億円(21・2%減)、営業損失22億円(前期は18億円の損失)だった。

 今期はサプライヤー事業の中核であるスタイレムで海外製販の拡大や市場の二極化への対応を進めるとともに、消費ブランド事業では「徹底した収益力の向上」に取り組む。数値目標は開示しないが、サプライヤー事業では前期並みの業績を見込む。