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ベトナム繊維・衣類輸出/17年第1四半期12・4%増/新興市場へ堅調な伸び

2017年05月29日(Mon曜日) 午前11時36分

 2017年第1四半期(1~3月)のベトナムの繊維・アパレル輸出は前年同期比12・4%増の67億5000万㌦であったと、ベトナム繊維協会(Vitas)が発表した。「ベトナム・ニュース」が報じた。

 新興市場への輸出が堅調に伸びており、前年同期に比べて、ロシア115%増、シンガポール38%増、カンボジア36%増、ブラジル、インド各34%増となった。

 米国、欧州連合(EU)など従来市場への輸出増加率は6・3~6・4%であった。

 同繊維協会は、従来製品が13~17%の増加であるのに対し、水着、レインコートやスカーフといった比較的新しい製品が18~41%の成長を見せているとも指摘した。新たな製品と新たな市場への異なるアプローチが高く安定した成長の背景にあり、繊維産業の従来の輸出相手国への依存度を下げていると繊維協会は分析している。

 米国、EUや日本といった主要市場の景気回復と、世界的な政治経済状況の安定を受け、第2四半期(4~6月)以降もベトナムの繊維・アパレル輸出額は10%以上の増加となると繊維協会は予測する。

 ベトナム縫製産業は17年の輸出目標額を前年比10%増の310億~320億㌦としている。この目標の達成のために、縫製企業は新機材への投資を進め、新技術により競争力を強化するよう求められている。

〔アパレルリソース・イン・インドシナ〕