日本市場へ注力/香港・尚捷 受注拡大へ

2017年06月05日(Mon曜日) 午前11時16分

 アパレル系サプライチェーン・マネジメント(SCM)を主力とする香港、尚捷集団控股(スピード・アパレル・ホールディングス)の陳永啓・会長兼最高経営責任者(CEO)は5月31日、当面の間、日本市場に注力する考えを明らかにした。日本でデザイナー3人を募集し、既存顧客からの受注を一段と拡大する計画。1日付「信報」が伝えた。

 陳会長によると、同社は売上高の9割近くが日本企業からの受注によるもの。受注の大部分が米ドル建て、買掛金を香港ドル建てとする同社にとって、円相場の変動が業績に与える影響は軽微だという。

 陳会長はまた、5月31日の香港上場で調達した3900万香港ドル(約5億5600万円)のうち、2割を設計や開発に充てることも明らかにした。その他使途は不明。

 尚捷は中国本土などの工場で生産したニット製品を、日本や香港など向けに販売。2016年3月期本決算は純利益が前年比19%増の1250万香港ドル、売上高が9・3%増の4億3520万香港ドルだった。〔NNA〕