メーカー別 繊維ニュース

宇仁繊維/18春夏向けに色柄充実/今日まで大阪で個展

2017年06月09日(Fri曜日) 午前11時27分

 宇仁繊維(大阪市中央区)は18春夏シーズンに向け、「数シーズン続いた無地一辺倒から色柄の流れが戻ってきている」とし、「元気が出る」カラーや、得意のプリントを軸とした柄物の提案に力を注ぐとともに、適度なハリ感や膨らみ感を持つ生地を重点的に訴求する。

 8日から大阪本社で開催中の個展では、4月に開いたプレビュー展に続きシーズンテーマとして「ルーセント バルーン」を設定しながら多様な開発生地を展示訴求している。多品種・小ロット・短納期供給を強みとする同社らしく、定番生地を幅広く提案するほか、店頭でも注目を集め始める色柄物を数多く取りそろえた。例えばプリント柄では現状はストライプが流行しているが、「花や草木といった植物柄の流れがある」として、デジタルプリント含め多彩なボタニカルプリントを取りそろえる。「カラーも重要なテーマ」であるため、小口から即納可能な定番生地の多色展開のPRに加え、ビタミンカラーなど“元気系”の色をのせて訴求力の向上を試みた。

 光沢系も、分繊糸使いやラメ糸使い、各種後加工などで充実を図る。

 生地の段階でプリーツを施し小口から販売する「プリーツテキスタイル」では子会社化したオザキプリーツの技術を大々的にアピール。綿、シルク、ウール、キュプラ繊維といった天然繊維とポリエステルとを交織し、それを折り畳んでからプリーツする「織折(オリオレ)」などが来場者に注目された。

 近年充実を図るメンズ企画ではセルダム(富山市)の「フェザーコットン」を播州織産地の産元商社と取り組んでナチュラルストレッチ性も付加した生地を主にシャツ地向けに提案するほか、ポリエステルを多孔性の経編み生地にして通気性を高め、そこにプリントをのせたジャケット地、アウター地などを打ち出す。

 大阪展は今日9日まで。引き続き東京展を15、16の両日、東京都港区の東京店で、名古屋展を22、23の両日、名古屋市中区の名古屋店で開催する。