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光るファッション企業の針路/KanFA次の10年へ(49)/リヴァイヴ/50歳前後のミセスへ

2017年06月23日(Fri曜日) 午前10時50分

 婦人服企業のリヴァイヴは1997年に瀧定大阪100%出資の子会社として設立された。ミセス向けのフルアイテムを扱う。従来、シルバーミセス向けが主だったが、唯一だったブランド「レブール」から姉妹ブランド「レブールブランシュ」を1年前に打ち出した。販売対象を50歳前後のミセスに焦点を当てたもので、ミセスの若返りラインで市場活性化を図ることを今後の最大の目標としている。

 同社商品は現在、スタイレムの製品部署からの仕入れが約30%。自社によるモノ作りが約40%を占める。あとはほぼ、アウトソーシングとして商品の企画、デザインも委託しているODM先からの仕入れによる。

 レブールブランシュの商品価格は買い求めやすい設定で、トップスで1万円以内、ダウンコートなどのアウターで2万9千円から3万9千円。商品感度、デザイン、色を上手にミックスさせる手法でトータル的に提案する。50歳前後のミセスによく似合いそうなシルエットなどが特色。

 布帛物のチュニックやワンピースなどを韓国、中国、インドなどで生産しており、一部カットソーを20%程度、国内生産している。

 活性化策の要としている姉妹ブランドのレブールブランシュは、今後の同社の方向性、業績を決定する重要なブランドと位置付ける。「この新しいブランド商品で、従来のシルバーミセスだけでは満足できない小売店側に刺激を与え、市場活性化につなげたい」と佐竹茂紀社長は考える。同社の活気、成長を導き出す重要な役割を担っている。社長就任前に在籍していたスタイレムでは、テキスタイル分野を長く担当してきただけに素材に対しても堪能。マネジメントにもたけている。

 姉妹ブランドのレブールブランシュは、徐々に販売を伸ばしてきているが、「今は過渡期。当社の強みとは何かをこれから具体的に構築していきたい」(佐竹社長)と、現在約120ある取引先専門店や問屋へ強いメッセージを投げ掛けようとしている。

 従業員は9人の少数精鋭。今期(2018年1月期)の売上高目標は3億3千万円。同社の経営方針は「顧客のニーズを捉え、付加価値の高い商品の提案と商品リスクの強化。従業員の職務満足を意識して、顧客満足の実現を目指す」。

〈私の信念〉

 「リスクのないところに利益は生まれない。需要と供給のバランスを取ることが難しくなっている。より精度の高いリスクと、そのための情報やネットなどいろいろなツールを使って臨まなければならない」と佐竹社長。

社名:株式会社リヴァイヴ

代表者:佐竹茂紀

本社:大阪市中央区久太郎町2-4-27堺筋本町TFビル3階

電話:06-6210-3364

ファクス:06-6210-3365