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「インターテキスタイル・パビリオン深セン」閉幕/日系独自素材が好評/各社が華南深耕へ攻勢

2017年07月10日(Mon曜日) 午後1時54分

 【深セン=岩下祐一】華南市場に焦点を当てた生地・副資材展「インターテキスタイル・パビリオン深セン2017」が8日、閉幕した。日本企業9社が出展する「ファイン・ジャパンパビリオン」では、日本の独自素材が人気を集めた。各社は華南市場の深耕に向け、さらに攻勢をかける構えをとる。

 各社ブースの来場者数は、前年並みかわずかに下回ったとみられる。ただ来場者や商談の質に満足する出展者が多く、華南市場のポテンシャルの大きさが改めて示された。

 双日ファッションは、小ロット・短納期に対応して一反から販売するサービスを訴求した。東京営業部第二課の塚越太郎課長は「華南は中国の中で最も伸び代があるエリア。日本からの出張を増やし、広州拠点をフォローしていく」と話す。

 初出展のスタイレムは、製品も展示し「ファッションの生地」を訴求した。安田季隆取締役中国総代表は「華南での知名度を高めるために出展した。新規顧客が多く来場し、目的を達成できた」と述べる。

 サンウェルは地場の高級レディースに広く採用されるトリアセテート素材を前面にアピール。初日来場者数が前年を上回るなど好調だった。間もなく華南に拠点を新設し、市場開拓に本腰を入れる計画。

 宇仁繊維は初日の商談件数が70社と、人気ブースの一つになった。今後、華南の代理店との協業体制を強化し、市場の深耕を加速していく。