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アパレルの儒鴻/プリント生地工場台湾に新設

2017年07月28日(Fri曜日) 午後1時2分

 台湾アパレル受託大手の儒鴻企業(エクラ・テキスタイル)は、台湾にプリント生地の工場を新設する。同社の洪鎮海董事長が21日明らかにしたもので、今年8月の董事会(取締役会)で承認されれば正式始動するという。22日付台湾各紙が伝えた。

 現時点の計画によると、新工場の投資額は8億~10億台湾ドルで、うち1期で4億台湾ドルを、2期で4億~6億台湾ドルを投資。早ければ来年第2四半期(4~6月)、遅くても第3四半期(7~9月)には稼働する。

 儒鴻は昨年1月、台湾にあった最後の縫製受託工場を閉鎖しており、現在縫製部門は全て海外に移転している。台湾には布工場が現在4カ所あり、新工場で5カ所目となる。

 証券筋は新工場の年産規模について、月産20万ヤードでスタートし、最終的には60万~80万ヤードまで増強されるとみている。

 洪董事長は台湾に新工場を設立する理由について「自分は台湾人であり、根は台湾にある」と強調。「経済日報」によると、新工場では主に新製品を生産するため、台湾内の方がこれに対応できる従業員を育成しやすいことや、高付加価値・高価格の生地投入で競争力を高める狙いもあるという。

〔NNA〕