主力工場の半分を越移転/韓国繊維大手の京紡

2017年08月07日(Mon曜日) 午後2時35分

 韓国の繊維大手、京紡が、同社の主力工場となる光州市の設備を一部ベトナムに移転すると発表した。「韓国経済新聞」などが伝えた。

 移転するのは、光州工場にある綿糸の生産設備2万5千錘。これは同社の綿糸生産設備の半分近くに相当する。背景にあるのが、韓国での人件費などの上昇。韓国では2018年最低賃金の16・4%上昇を決定。さらに、産業用の電気料金も引き上げられることが予想されている。移転に伴い約200億ウォンの費用が発生するが、韓国の約10分の1というベトナムの人件費の安さが、移転を決定する要因となった。移転は18年末までにかけて進められる。

 同社はベトナムへの設備移転を、以前から少しずつ進めていた。これに伴い、光州工場での年間生産実績は、ベトナム工場稼働直前となる12年の約729億ウォンから、16年には475億ウォンへと、34・8%減少している。

〔NNA〕