インド/衣料品分野に参入/食品・日用品のパタンジャリ

2017年08月14日(Mon曜日) 午前11時34分

 食品・日用品を手掛けるインドのパタンジャリ・アーユルベードは、衣料品分野に参入する。2018年4月以降、国内250カ所に置く専門店で商品を発売する。1年目は500億ルピー(約870億円)の売上高を目指す。「ライブミント(電子版)」が伝えた。

 広報担当者のティジャラワラ氏によると、商品は「国産品愛用」をスローガンに国内で委託生産する。紳士、婦人、子供向けを展開し、手頃な価格設定にする。ニットやデニムの投入などを計画している。

 当初は専門店での取り扱いから始めて、小売り大手フューチャー・グループのハイパーマーケット「ビックバザール」など他企業の店舗にも販路を拡大する方針。自社工場の設置も検討しているという。

 インドの衣料品市場は12年時点で2兆ルピー規模に達し、22年までに年率9%のペースで成長が見込まれている。

 パタンジャリは06年、伝統医学アーユルベーダに基づいた医薬品の販売を通じて事業を開始。歯磨き粉やヘアケア用品、ビスケットや即席麺など主に日用品を扱っている。インドに拠点を置く多国籍企業に追い付くため、毎年新事業を立ち上げている。17年は民間セキュリティー会社、パラクラム・スラクシャを設立し、インフラ分野への参入方針も出した。

 事業多角化に合わせて業績も急拡大しており、16~17年度(4~3月)の売上高は1056億ルピーと、2年前の5倍に達した。17~18年度の売上高は2千億~2500億ルピーを見込んでいる。

〔NNA〕