魏橋16年決算/紡織事業は苦戦続く

2017年08月16日(水曜日) 午前10時32分

 【上海支局】中国最大の綿紡織企業、魏橋紡織股●の16年12月期業績は、売上高141・75億元、純利益9・93億元で、前期に比べ13・4%、1・4%それぞれ増えた。増収増益のほとんどは電力・蒸気事業によるもので、本業の綿紡織事業は苦戦が続いている。

 綿紡織事業の売上高は100・87億元で前期比3・3%増だった。商品別内訳は綿糸34・8%、生機57・3%、デニム8・0%。粗利率は6・2%、0・3%、13・0%で、1・9ポイント、1・3ポイント、11・2ポイントそれぞれ下落した。市場別内訳は中国大陸65・8%、香港17・4%、東南アジア5・9%、日本と韓国5・7%、欧米などその他5・2%で、国内比率が6・0ポイント下がった。

 年産量は、綿糸36・5万トン(9・9%増)、生機8・68億メートル(5・5%減)、デニム0・74億メートル(8・6%減)。コスト上昇による利益率の低下に対応して、16年11月からコンパクト糸の自動化工場を稼働させた。

(●はにんべんに分)