香港・ジョルダーノ/17年中間期2割増益/本業好調、コストも抑制

2017年08月17日(Thu曜日) 午前11時14分

 香港のカジュアル衣料チェーン大手、ジョルダーノ・インターナショナルが10日発表した2017年6月中間期決算は、純利益が前年同期比20・1%増の2億4500万香港ドルだった。製品ラインアップの拡充などに伴い、本業が好調だったことに加え、コストの伸びを抑えることにも成功した。

 営業利益は24%増の3億3100万香港ドル。売上高は3・4%増の26億1800万香港ドルとなった。売り上げは第1四半期(1~3月)の1・6%減からプラスを回復した。固定レートで計算した売り上げは3・7%増。

 比較可能な店舗当たりの売り上げは4・6%増で、四半期別では第1四半期が0・5%増、第2四半期(4~6月)が9・1%増。

 市場別の売上高を見ると、香港・マカオは3・5%増の4億7300万香港ドル、東南アジアなどその他アジア太平洋地域は7・1%増の7億500万香港ドルとそれぞれ好調。中東も11・7%伸びた。香港・マカオはマーケティング活動の強化などが押し上げ要因。東南アジアではインドネシア(15・3%増)やマレーシア(14・6%増)が伸びを示した。

 一方、中国本土は5%減の6億500万香港ドル、台湾は5・9%減の3億400万香港ドルだった。本土ではフランチャイズ向けの販売が伸び悩んだ。直営店販売は横ばい。ただ電子商取引(EC)での販売は26・6%増を記録した。

 ブランド別の売り上げは、「ジョルダーノ」と「ジョルダーノジュニア」が1・6%増の20億8千万香港ドル、「ジョルダーノレディース」が6・3%増の2億300万香港ドルだった。「BSX」は9・5%減。

 6月末時点の店舗数は30カ国・地域の2371店で、前年同月末から16店の純減となった。インドの不採算店を33店閉めたことが主因。本土では加盟店を31店増やすなどして17店純増の913店。香港・マカオは8店純増の78店だった。

 同社は今後、スポーツウエアと子供服に注力する。向こう6カ月内には一つ~二つの新市場に進出する考え。香港・マカオは主要市場との位置付けで、今後も利益貢献が期待できるとみている。本土ではEC事業への投資を続ける。〔NNA〕