メーカー別 繊維ニュース

カンボジアの労働組合/最賃交渉への準備進める

2017年08月17日(Thu曜日) 午前11時16分

 カンボジアの政府系と独立系の労働組合は、今年末までの全国共通最低賃金制定に向けた交渉への準備を進めている。新たに制定される最低賃金法により、全産業での月額最低賃金が導入される見込みとなっている。「クメール・タイムズ」が報じた。

 縫製・繊維など複数の産業では、最低賃金制が既に取り入れられている。縫製・繊維産業の今年の月額最低賃金は153ドル。

 今月7日、複数の労働組合が賃金交渉準備のための国際労働機関(ILO)の訓練セッションに参加した。

 カンボジア縫製労働者民主組合によると、独立系労働組合は既に、交渉の準備として縫製労働者の生活費調査を行った。同組合では、交渉開始金額を200ドルとすると表明した。

 政府系のカンボジア労働組合連盟は、今回の交渉で縫製労働者の月額賃金の10%上昇を希望している。政府との交渉は10月に開始されるという。

 イット・サムヘン労働相は、最低賃金交渉の参加者に対し、この交渉を各団体の政治的な目的に利用しないようあらかじめ求めている。

〔アパレルリソース・イン・インドシナ〕