韓国のエーランド/香港初の旗艦店 旺角に来年初頭出店

2017年08月18日(金曜日) 午後3時41分

 韓国のセレクトショップ「エーランド」は、来年初頭にも九龍・旺角に香港初の旗艦店を出店する。旗艦店の出店を契機に経営方針を転換し、現在運営している小型店は閉鎖する方針で調整を進める。「香港経済日報」が伝えた。

 出店先は香港の不動産投資信託(REIT)大手、リンク・リアル・エステート・インベストメント・トラスト(リンクリート、領展房地産投資信託基金)が来年リニューアルオープンする複合商業施設で、売り場面積は1万平方フィート(約929平方メートル)を予定。若い世代の消費者を取り込む計画で、80ブランドの衣料品や文房具、美容関連製品などを販売する見通し。香港独自ブランドの取り扱いも視野に入れている。

 エーランドは現在、香港島コーズウェーベイ(銅鑼湾)の「利舞台広場(リー・シアター・プラザ)」、九龍湾の「メガボックス」、尖沙咀の「ハーバーシティー(海港城)」の3カ所に出店。このうち海港城店は近く閉鎖するという。

 エーランドの幹部は「香港の小売市場は回復までまだ時間がかかる。経済や社会、政治など不確定要素も残り、来年の市況が好転するか未知数だ」とコメント。今年の売上高は昨年並みを維持する見通しだが、増収の可能性は少ないとみる。

 中国本土への出店計画については「まだ時期ではない」とし、まずは香港事業に専念する考えを示した。

 エーランドが出店を計画する複合商業施設は、リンクリートが旺角のネイザンロードの商業・オフィスビル「工業貿易署大楼」を買収して改装を進めている物件。エーランドのほか、日韓ファッションブランドや飲食店8~10店を誘致する。

〔NNA〕