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「インターテキスタイル上海ホームテキスタイルズ」の日本企業/側地の風合い、機能訴求/羽毛布団市場が拡大

2017年08月25日(Fri曜日) 午後5時2分

 中国・上海で開かれているホームテキスタイルの国際展示会「インターテキスタイル上海ホームテキスタイルズ2017秋」では、日本の布団地製造卸などが独自の風合いや機能性を持つ側地を訴求している。中国の羽毛布団市場の拡大をにらみ、各社が商品の充実や顧客の裾野拡大に乗り出している。

 蔭山は、ローカルのホームテキスタイルSPAが風合いと機能性を重視するようになっていることから、キュプラ繊維「ベンベルグ」や精製セルロース繊維「テンセル」使いの羽毛布団地の風合いや、温度調整機能使いの製品をアピールする。

 丸ホームテキスタイルは、高品質を求める顧客に向け、日本ならではのソフト加工を施した側地を紹介。今後は布団カバーなどの新規用途にも力を入れていく。

 和歌山染工と子会社のエスケイ商事は、中国市場に対応する230センチ幅の側地を前面に打ち出した。上海拠点を昨夏設立した効果もあり、内販は堅調に拡大している。今後は顧客の裾野を中小規模にまで広げていく。

 GSIクレオスは、中国でも機能性への関心が高まっていることから、ベンベルグ使いの側地の接触冷感機能を訴求。

 田村駒は、日本のプリント技術を生かした側地と布団カバーを出展した。大手SPAから中堅で、幅広く顧客を開拓していきたいという。