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カンボジア/関係3者の案提示/18年最賃交渉始まる

2017年10月03日(Tue曜日) 午前10時47分

 政府・雇用者・労働組合で構成するカンボジアの労働諮問委員会は9月25日、10月5日終了予定の年次交渉の手始めとなる2018年の繊維・縫製部門最低賃金に関する3者の各提案を公表した。「プノンペン・ポスト」が伝えた。

 政府は月額162・67ドルの最低賃金を提案し、雇用者側の提案額である161ドルを若干上回った。

 組合側は、153ドルである現在の最低賃金を15%以上上回る176・25ドルを提示した。この額は、今や恒例となったフン・セン首相の積み増し5ドルを加算している。

 提示額は、政府側14人、雇用者・組合側各7人の合計28人から成る委員会による最終投票にかけられる。

 繊維労働者の人気獲得作戦に奮闘中のフン・セン首相は8月、18年最低賃金を160ドル以上にすることを表明。今年の賃金交渉は、この意向を受けて行われている。首相は、プノンペン市内と近郊の工場や工業団地を訪問した際の直近の演説で繰り返しこの公約を宣言している。

〔アパレルリソース・イン・インドシナ〕