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スタイレム/独自のスキーム訴求/海外事業や多彩なコラボ

2017年10月20日(Fri曜日) 午後2時58分

 スタイレム(大阪市浪速区)はこのほど大阪市内で開いた18秋冬向け素材展で、「当社にしかないスキーム(計画を伴う枠組み)」に焦点を当てて提案した。海外現地法人の取り組み、素材メーカーや染色加工場とのコラボ企画、オリジナル原料の提案などを専用コーナーで大々的に訴求し、来場バイヤーの関心を引いた。

 「インド」「中国・韓国×小松精練」「オリジナル原料」「ソアイース」「モナリザS+」「ZEN kiwami」――という六つにカテゴリー分けした提案を行った。「インド」では2012年に設立した同社のインド法人の概要を紹介するとともに2種の提携事業によるモノ作りの力をアピール。10年以上前から取引を開始し、14年7月には日本市場での独占販売権を含めたパートナーシップ契約を結んだバルドマン社と、16年11月にパートナーシップ契約を結んだバンスワラ社で、それぞれ対日や対米販売が伸びているという。

 上海、韓国の現地法人と小松精練蘇州〈蘇州〉との取り組みも紹介。昨年設立した韓国法人で独自開発したポリエステル素材を上海法人が小松精練〈蘇州〉で加工するというもので、20年以上に及ぶ国内での小松精練との取り組みが海外でも同じように進展していることをアピールした。

 オリジナル原料では、生後6カ月以内の子羊の毛を使用し、白度と発色性、光沢感、柔らかさに優れる「エクセレント ラム」を軸に、スーパースタンダードメリノウールを使用した「ジェームス ジャージー」、ニュージーランドの希少なメリノウール使用の「ミルフォード」、中国の紡績工場と提携したプレミアムリサイクルウール「リノーバ」など多様な原料を取りそろえる。

 このほか、三菱ケミカルのトリアセテート繊維「ソアロン」とのコラボブランド「ソアイース」、小松精練のデジタルプリントファブリック「モナリザ」とコラボした「モナリザS+」、海外メゾン向けに企画するコレクション「ZEN kiwami」などを、それぞれ解説パネルと実際の生地とで訴求した。

 25~27日に開く東京展(港区のテピア)でも同様の訴求を行う。