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ミャンマー18年最賃/労組は8割増の6600チャット主張

2017年10月31日(Tue曜日) 午前11時16分

 2018年の最低賃金についてミャンマー最大の労働者組織であるミャンマー労働組合総連盟(CTUM)は、日額6600チャット(550円)を労働者・経営者・政府代表から成る三者会議で主張している。現行の最低賃金は15年8月に定められた3600チャット(時給は450チャット)に固定されており、83%の引き上げになる。「ミャンマー・タイムズ」が報じた。

 CTUMによれば、6600チャットという額は現在の状況と物価に基づき算出したもの。この額で労働者の当面の日常費用をカバーすることはできるが、貯金をするには十分ではないという。

 ミャンマー労働・移民・人口省によると、10月2日に開催された新最低賃金に関する国家委員会で国と地域委員会が提示した新最低賃金は、4千~4800チャット。この提示額は経営者側に有利な数字であり、高い生活費で苦しむ労働者のことを考慮に入れていない――と労働者側は批判する。経営者側は逆に、4800チャットに上がると一部の企業が倒産に追い込まれると指摘している。

 国家最低賃金委員会は今年12月までに最終提案しなければならない。委員会の提示額が発表された後2カ月以内に、労働者、経営者、地域委員会は反対の意を表明し協議できる。

〔アパレルリソース・イン・インドシナ〕