豊島国際〈上海〉/対日生産管理が回復/欧米向け販売も順調

2017年11月08日(水曜日) 午後4時32分

 【上海支局】豊島国際〈上海〉の日本向け生産管理の取扱量が回復してきた。小ロット・短納期への対応や品質の高さなど中国生産の強みが顧客から評価されているという。欧米向け生地・製品販売も順調に推移している。

 日本でアパレル市況が振るわない中、引き付け型の発注が増えていることを背景に、昨年以降ASEAN地域から中国への回帰が見られる。こうした中、QCスタッフの増員による工場管理の徹底を進めてきた。これが功を奏し、「昨年から継続的に取扱量を伸ばしている」と横川司董事長は話す。

 一方、生産キャパシティーのタイト化が懸念材料となっている。沿海部を中心に人手不足が進行化しており、優良工場の確保が今後難しくなるとみる。そのため、小回りの利く中小の優良工場の開拓を強めていく。

 日本本社と連携し進める欧米ブランド向けの生地・製品販売も順調だ。中国製を中心とした織物「グランテックス」に加え、今年販売を本格化した機能素材「ワンダーシェイプ」も、備蓄販売と指定工場での一貫生産を強みに生地・製品ともに販売を伸ばしている。