香港・エスプリ/第1四半期2.5%減収/アジア太平洋の不振続く

2017年11月13日(月曜日) 午前10時59分

 香港のアパレル製販大手、エスプリ・ホールディングスは6日、同社の会計年度の第1四半期に当たる2017年7~9月期の売上高(香港ドル建て)が前年同期比2・5%減の40億800万香港ドルだったと発表した。アジア太平洋地域の事業不振が引き続き足かせとなった。

 現地通貨ベースで見た地域別の売上高は、最大市場のドイツが6・3%減の20億3900万香港ドルで、全体の50・9%を占めた。欧州のその他地域は6・1%減の15億7300万香港ドル。アジア太平洋地域は3億9600万香港ドルで17・1%減った。商品別の売上高は、エスプリブランドの女性服が6・3%減、男性服は17・1%減。

 電子商取引(EC)を除く小売り部門の売上高は8・9%減の15億1千万香港ドルだった。不採算店の閉鎖により売り場面積が5・4%縮小したことなどが響いた。アジア太平洋地域の既存店の売り上げが12・9%減少したほか、昨年は9月だった中秋節が今年は10月だったことや、中国で百貨店の客足が落ち込み、既存店の売り上げが18・9%減少したことも影響した。

 一方、ECによる売り上げは1・2%の増収。ECを除く卸売り部門は10・6%の減収だった。

 9月末時点の直営店の店舗数は計642店で、16年10月1日時点から63店の純減。このうちアジア太平洋地域では54店減った。卸売りを通じた販売店も336店純減し、5900店となった。

 エスプリは、18年6月期について、不採算店の閉鎖を続けながら、収益性の改善に注力する方針を示した。

〔NNA〕