人工皮革 素材の強み、広がる用途

2017年11月16日(木曜日)

 繊維素材の中でもひときわユニークな位置を占めるのが人工皮革である。天然皮革の品位や風合いを代替するだけでなく、最近では独自の繊維構造体としての特徴を生かした新たな用途開拓でも注目が高まる。近年、環境負荷の観点からも天然皮革の供給量には限界があり、動物愛護の観点からも天然皮革を忌避する動きもある。一方、繊維材料としての要求は一段と高まる。こうした動きを背景に、人工皮革の用途はさらなる拡大が期待できそうだ。そこで今回の特集では、有力メーカーの最新動向をまとめた。