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宇仁繊維/「高級化」に手応え/起毛素材ひときわ充実

2017年11月17日(Fri曜日) 午後4時40分

 生地製造販売の宇仁繊維は、18秋冬シーズンに向けた生地提案で、今期(2018年8月期)の方針として掲げる「高級化」を進めた提案素材に手応えをつかんでいる。10日まで大阪で開かれた個展に続き、16、17の両日、東京都港区の東京支店で新商品などを披露している。

 18秋冬は「ツイスト」をシーズンテーマとし、撚糸使いで糸からこだわった生地を数多く提案するほか、シルクやトリアセテートを使い、高級化に向けてひとひねりし付加価値を高めた生地のラインアップを充実させた。

 中でもポリエステルのタスラン糸使いに微起毛をかけた素材など、起毛素材は、これまでの展示会の中でも最も豊富なバリエーションで展示する。特に小松精練との取り組みで開発した同社オリジナルの起毛のスエード調素材、ポリエステルスエードは軽くてイージーケア性もあり、企画担当者は「お客さんの反応がいい」と語る。

 ほかにラメ糸使いやサテンなどの光沢のある素材に加工を施し、奇麗めの表情やビンテージ感を打ち出した素材なども来場者の目を引いた。トレンドの「洗える」というキーワードに対しても、洗えるシルクや洗えるレースを提案し、ニーズに応えている。18秋冬向け素材の個展は、東京、大阪に続き、21、22日に名古屋市中区の同社名古屋店でも開催する。