JFWテキスタイルフェア開催 新規取引先求めて出展

2017年11月22日(水曜日)

 JFW(日本ファッション・ウィーク推進機構)主催の「JFWテキスタイルフェア」が28日から2日間の会期で、東京国際フォーラム(東京都千代田区)の展示ホールで開催される。日本最大の繊維総合見本市「JFWジャパン・クリエーション 2018」(JFW―JC)と厳選出展者による商談会「プレミアム・テキスタイル・ジャパン2018秋冬」(PTJ)で構成。JFW―JCには52件(281社・団体)が222・8小間で、PTJには82社が117・1小間で出展する。今回は新規・復活出展者が多いのも特徴だ。

 JFWが掲げる18秋冬のシーズンテーマは「黄昏のビギン」「十人十色」「考古学の謎」「妄想リアリズム」の四つ。カラーは洗練されたデリケートでフェミニンなカラーと、グラフィカルでシグナル調のエネルギーを感じるカラーで展開。豊かなテクスチャーで新鮮な魅力を高める。カラーの重要性がより問われるシーズンになるという。

 このトレンドディレクションに基づき企画開発したJFW―JC、PTJ出展者のテキスタイルをトレンドコーナーで紹介する。特別にデザインされた空間の中で出展企業のテキスタイルや副資材を展示する。出展者の新商品やイチ押し素材はインデックスコーナーで披露し、来場バイヤーを効果的にブースに誘う。

 JFW―JCの52件中、2件は海外で、韓国と台湾の企業が出展する。両国は日本市場開拓に向けて毎回精力的に活動している。

 関連プログラムは今年も東京都と東京製革業産地振興協議会が主催するピッグスキン・ファッションショー「ピギーズスペシャル」が開かれる。特設会場で28日(午後1時半と3時の2回)は木村晶彦、城間志保デザイナーのコレクションを、29日(同)は都内の専門学校生(12校)の作品で実施する。

 人材育成産学コラボレーション「フォルム・プレゼンテーション」(繊維ファッション産学協議会主催)の今回のテーマは「ベンベルグ」。旭化成が協力し、同社はJFW―JCにも大きなブースを構える。

 この産学コラボ事業はテキスタイルへの深い関心を持ち、そこからクリエーティブなデザイン発想力を有する人材の輩出を目的とする。6月に東西で実学講座「ベンベルグ大学~キュプラ・マスターへの道」を開講。学生を中心に約400人が参加し、ベンベルグの基礎知識や、快適機能素材の現状について学んだ。8月には滋賀の商品科学研究所で産地研修を行った。会場では最終審査を通った8グループがベンベルグのアウター・裏地素材、ストレッチの「ロイカ」素材を使って、作品を発表する。

 PTJは82社の出展者中、4社が海外。イタリア、トルコと韓国(2社)が出展する。よりビジネスを拡大しようと、JFW―JCからPTJ出展に切り替えた企業もある。

 関連プログラムの「テキスタイルワークショップ~日本の素材を学ぼう!」は、JFW―JC、PTJ出展の産地企業人を講師に招き、繊維業界人となって間もない(職歴5年未満)商品企画などの若手社員を対象に、寺子屋風に素材や産地への理解を深めてもらうのが目的。

 今回のテーマはジャカード(桐生産地)とビロード(福井産地)。28日(午前10時半~)はミワの今井毅繊維部担当部長がジャカードを、29日(同)は山崎ビロードの山崎昌二会長が人気素材のビロードを紹介する。