中国・康得新/山東省で炭素繊維工場着工/投資額は500億元

2017年12月06日(水曜日) 午前10時39分

 各種素材事業を手掛ける康得新複合材料集団(江蘇省張家港市、康得新)の炭素繊維工場が11月28日、山東省威海市で着工した。工場は440万平方㍍の敷地に5期に分けて建設する。投資額は500億元で、康得新と親会社の康得投資集団などが出資する。年産能力は炭素繊維が6万6千トン、炭素繊維原糸(プリカーサ)が16万8千トン、炭素繊維複合材料が3万トンとなる。

 同社によると、中国は自動車や航空機産業の発展を受けて炭素繊維の需要が拡大しており、需要量は2020年に11万トン、25年には15万トンに達すると予測されている。16年の炭素繊維需要1万9千トンに対し、生産能力は3400トンと供給不足が顕在化。現状では大半を輸入に頼っている。

 康得新は同月、江蘇省常州市でもエコカー向け炭素繊維工場を着工している。〔NNA〕