田村駒〈上海〉紡織品/生地内販を来年倍増/専門チーム編成し

2017年12月07日(木曜日) 午前11時1分

 【上海支局】田村駒〈上海〉紡織品は、生地の中国内販の売上高を前年比で倍増させることを来年の目標に据える。専門チームを編成し、きめ細かいサービスの提供と精度の高い提案で実現を目指す。内販は今年、順調に推移している。

 これまで内販の担当者は、他業務も兼務していたが、今後は内販専門の営業チームを作る。これにより「回収を重視しながら、優良顧客とのパイプを太くし、取り組みを拡大していく」と劉健総経理は話す。

 内販は日本本社と協力し、中国で開発に取り組むカットソー生地ブランド「フィルジータ」を中心に、販売が堅調に推移する。

 フィルジータは他のローカル製に比べ10~20%割高だが、高品質でロスが少ないことが評価され、ローカル中・高級レディースを中心に採用が進んでいる。昨年初めから開発を強めており、生機備蓄のマーク数を順調に拡大してきた。

 一方、アパレル市況の低迷を反映し、1件当たりの注文量が減っている。こうした中、今年は顧客の幅出しに取り組んでいる。縫製機能を持ったデザイン企画会社や、衣類の卸売市場向けを手掛ける業者を新規開拓し、成果を上げている。