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豊島「ワンダーシェイプ」/独自の布帛調丸編み好調/能力増強へ投資

2018年01月12日(Fri曜日) 午前11時3分

 豊島が独自の布帛調ニット「ワンダーシェイプ」を使った製品OEM/ODMの取り組みを順調に増やしている。

 素材の特徴から、継続して採用する顧客が広がり2017年7~12月の生産数量が前年同期に比べ大幅に拡大した。今後は現状、主力のボトムス用途に加え、トップス向けでも提案。ファッション衣料だけでなく同社の戦略素材としてユニフォームなど機能衣料用途にも提案する。

 17年7~12月の実績が200万メートル。16年同期の70万メートルから大幅に増えた。製品ビジネスで重点戦略とする素材軸提案で、同素材が主力になりつつある。

 丸編みながら織物のような見た目と風合いを持ち、一般的なストレッチ素材よりも伸張性、キックバック率で優れている点が製品の快適性につながり、継続して採用する顧客・ブランドを増やしている。

 ストレッチジーンズタイプで有力SPAと大型の取り組みを決めたことなどで知名度が高まったことも取り組みを増やす一因。ジーンズタイプのほか、スラックス系などボトムスを中心にバリエーションも広がった。

 春夏向け薄手素材の開発やトップス用途への展開、ワーキングやサービスなどユニフォーム関連の開拓も課題とする中、中国の工場に加工設備を投資する。生産能力を現状比2倍にするという。