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ベトナムの若者/オンライン販売で存在感/業界団体調査

2018年02月07日(Wed曜日) 午前11時15分

 ベトナム高品質製品生産企業協会によると、国内のオンラインショッピングの利用は、特に若い消費者の間で大幅に増加している。「第22回ベトナム高品質製品調査」を担当するグエン・ヴァン・フォン氏は、今年の調査でオンラインショッピングの利用者割合は昨年同期比で3倍になったことが判明したことを明らかにした。「ベトナム・ニュース」による。

 こうした買い物客の大半は大都市圏に住む、16~25歳の年齢層。「ハイテク家電、おもちゃ、スポーツ用品、化粧品、毛布、カーテン、枕、美容機器、文房具やファッション商品などがオンラインショッピングで人気のある商品だ」と同氏は述べる。

 多くの専門家らが、ベトナムではオンラインショッピングが徐々に拡大しており、実店舗での買い物に取って代わりつつあると指摘している。オンラインショッピングを促進するために、取引の情報セキュリティーや顧客サービスを改善し、配送コストを削減してきた努力が、こうした取引の拡大に貢献している。

 特に都市部で消費者が商品を選択する際に、インターネットの販売サイトがますます重視されつつある。「2年前は消費者にとって親戚や友人が最も信頼できる情報源だったかもしれないが、今ではオンライン販売サイトがナンバーワンの情報源になった」と指摘する。

 「オンライン販売サイトは、企業の商品イメージを消費者に伝える橋渡し役を担っている。このように商品を消費者に直接売り込む活動は、企業の商品開発戦略上、非常に重要な役割を担っている」

 今年の調査ではまた、企業や経営主体が危機的と捉える市場動向も判明した。例えば国産商品が依然として市場の中心を占める一方で、「好き」と「使用する」人の割合はそれぞれ、前年から27%と32%も減少し、51%と60%になった。このことは、「ベトナムの生産者が消費者の期待に応えられておらず、輸入品にビジネスチャンスを与えてしまっていることを示す」と同氏は述べた。

 この調査ではまた、回答者の62%が禁止薬物を生産や保存に使用することに対して懸念を示すなど、消費者が衛生や食品の安全性に対して大きなストレスを感じていることが明らかになった。

〈640社に「ベトナム高品質製品アワード」〉

 この調査では12の州、市にまたがる1万3千世帯と、買い物をする3千人にインタビューし、1万7300件の回答を得た。調査を通じて消費者は、ベトナムで高品質製品を供給する企業として834社を選出した。

 その後これらの候補企業は認定機関や関連団体によって情報開示の透明性などがチェックされた上で、640社がホーチミン市拠点のこの団体による栄えある「ベトナム高品質製品アワード」に選出された。

 授賞式は、7日に同市のホワイトパレス・コンベンションセンターで開催される。同アワードの授与は今年で22年目となる。

 ヴー・キム・ハン会長は、「協会ではベトナム企業が国内外の市場で自社製品を販売促進するために、二つのプログラムを運営していく」と述べた。

 同時に遂行されるこの二つのプログラムは、企業がスタッフを育成し、貿易促進のためのコネクションを構築するのに役立つことが予想されている。米国の貿易見本市や、フランスや日本などの有機農業フェアへの参加を通じて、貿易の促進、強化を進めていく。

〔アパレルリソース・イン・インドシナ〕