台湾・繊維品輸出/6年ぶりに前年上回る/17年は1%増の100億ドル

2018年03月08日(木曜日) 午前11時38分

 【上海支局】台湾の2017年繊維品輸出額は100・73億ドルで、前年に比べ1%増えた。前年を上回るのは11年以来6年ぶり。ベトナムと中国向け生地がけん引した。回復の背景には、台湾企業が得意とするスポーツウエア市場が世界的に回復していることと、中国での環境規制の厳格化がありそうだ。

 品目別輸出額は、主力の生地が1%増の68・15億ドル、糸は6%増の15・26億ドル、その他繊維品は14%増の4・07億ドルだった。一方、繊維(ファイバー)は7・75億ドル、衣類・アクセサリーは5・50億ドルでそれぞれ5%、4%減った。

 仕向け地別上位5カ国・地域は、1位がベトナムで5%増の21・76億ドル。うち生地が5%増の17・32億ドル、糸が12%増の1・87億ドルだった。同国への川中(織り・編み)進出が影響したもよう。

 2位は中国で5%増の19・39億ドルだった。うち生地が2%増の12・06億ドル、糸が9%増の5・08億ドル。

 3位が米国で5%減の7・26億ドル、4位が香港で8%減の6・46億ドル、5位がインドネシアで1%増の5・40億ドルとなった。

 一方、繊維品輸出を数量ベースで見ると211・59万トンで、5%減った。品目別でもその他繊維品以外は前年割れしており、各品目で付加価値を高め、単価を上げていることが分かる。